どうも、ライターのからすけです。
文章のイメージってコントロールするの難しいですよね。いろいろなメディアで使い分けるのはイッツベリーディフィカルトです。
じつは、文章の雰囲気は、主観的か客観的かで結構コントロールできます。主観的だと感情的に、客観的だと論理的になります。
この主観と客観のバランスを使いこなせるできるようになると、文章の雰囲気もコントロールしやすいです。
ほいでは詳しくお話しましょう。レッツゴー
ちなみに、彦摩呂さんのくだりは一番最後にでてきます。
主観的な文章と客観的な文章
主観は感情的
主観的な文章とは、「私がどう思ったか」という文章です。
- このバナナはおいしかった
- 夕焼けがきれいだと思った
- 5歳からの幼馴染に告ったらフラレてもう死にたい
など、こういうのが主観的な文章です。
これは、感情を言い表すのに適していて、文章の雰囲気を感情的にします。気持ちを伝えたいとき、体験を伝えたいとき、ベネフィットを伝えたいときなどに便利です。
客観は理論的
客観的な文章というのは、「対象の様子を表す」文章です。
- 空は青い
- 猫にはひげが生えている
- ジャガイモを買ったら芽が生えていた
など、こういうのが客観的な文章です。個人の感情は入ってきません。
これは、事実をそのまま伝えるので、非感情的で、理論的な文章になります。
情報を正確に伝えるとき、情景をイメージさせるときなどに便利です。
主観と客観のバランスを考える
さて、主観と客観、感情と理論のバランスを考えましょう。
ここでは2つの例を挙げて説明したいと思います。
例:グルメサイトの場合
読者はお店や料理の情報が具体的に知りたいはずです。とすれば、まずは客観的に事実を述べるのがいいですね。
しかし、食レポのシーンでは、食べた人の感想も聞きたいのではないでしょうか?
そう、こういうときは主観的に述べるのです。
しかし、「おいしい」だけではいけません。
「何が・どのように・おいしいか」という情報が必要です。
「オマール海老が、プリプリしてて、最高です!私の人生エビランキング1位です!」
などと言えば、具体性が出ると思います。
もうお気づきかもしれませんが、この食レポは、客観+主観でできています。
「オマール海老が、プリプリしてて」までは客観。
「最高です!私の人生エビランキング1位です!」は主観です。
このように、主観は客観と組み合わせることで効果を発揮します。
主観で感情を言い表すときも、単純に感情を述べるだけでなく、「人生エビランキング1位」のように、例えを使って表現するとイメージが伝わりやすくなりますよ。
つまり、グルメサイトで食レポをする場合は、情報を伝える客観と、感想を伝える主観をバランスよく配置することが大切ということになります。
例:ニュースサイトの場合
ニュース記事では感情を伝える必要があるでしょうか?
ニュースを題材にしたコラムの場合を除き、ニュースに求められるのは正確な情報です。つまり、ほぼ100%客観的な文章ということになります。
むしろ、下手に主観(思ったこと)を入れると、炎上する危険性もあります。
例えば、万引のニュースに対して「これくらい問題ないでしょ!」などと感想を入れたらヤバいですよね。特に、政治絡みのニュースは各個人が持論を持っている場合があるので、絶対に避けましょう。
彦摩呂さんに学ぶ:主観を使いこなせると武器になる
じつは、主観的な文章は、客観的な文章よりも使いこなすのが難しいです。
客観的な文章は、情報をそのまま伝えればいいのですから、文章に問題が無ければOKです。
しかし、主観的な文章は、どんな感情を伝えるか、どう書き表すか、その感情は他者に嫌な思いをさせないかなど、考えることが多くなります。
とはいえ、コラム記事を書く場合、主観を入れた文章はマストになりますし、レビューでも軽く主観を入れることでイメージさせやすくなったり、共感を得やすくなったりりします。
そのため、主観的な文章は書く機会があればぜひチャレンジしてみてください。
その表現方法一つで、文章にあなたらしさが出て、個性のある文章が書けるようになるかもしれません。
最後に、個性的な主観の言い表し方を紹介します。
「海の宝石箱やあ〜!」
彦摩呂さんは、この独特な主観の言い表し方によってブレイクしました。
主観表現の独自性とは、それだけ個人を魅力的にするのです。
よーし、ワシもがんばるぞい!
コツコツコツコツ。
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