どうも、ライターのからすけです。
本日は取材の簡単な流れと、取材で使う道具、いわゆるアイテムを紹介します。
これから取材をやってみたい方の参考になればと思います。
それではレッツゴー
取材記事ってどんな記事?
取材記事とは、お店や会社、イベント会場などの、現場の様子を伝える記事のことです。
食レポやイベントレポ、インタビュー、お店の紹介など、そのへんが取材記事です。
取材記事というレベルではないのですが、過去に自分が書いた取材系のブログ記事を置いておきます。よかったら参考にしてください。
両方とも簡単な内容ですが、基本はこんな感じです。写真のレベルとか文章のクオリティは置いといて。
取材でどんな情報を掲載するのかは、分野によって変わるので、この記事では省きます。
(参考1:イベントレポ)Bean to barが集結!クラフトチョコレートフェスティバルに行ってきたよ
(参考2:旅レポ)房総グルメ&イルミネーションドライブ。千葉は美味しくて楽しいぞ!
取材記事はどんな流れでできるのか
取材記事が完成するまでの流れを簡単に紹介します。
取材記事は思ったよりもやることが多いです。単価は高いのですが、やることが多いので実質単価にしたらそれほどでも無いかもしれません。
- 記事構成の立案
取材内容、フォーカスする点、記事イメージ、構成などを決める - アポイントメント
メールや電話、直接訪問などで取材を申し込む。日程調整や事前説明も含む。 - 挨拶(アイスブレイク)
取材に行ったらまずは挨拶。名刺交換、自己紹介、軽く雑談など。 - 写真撮影
写真を撮る。とにかくたくさんとって、後で厳選する - 取材内容の体験
体験することがあれば体験する。その様子を写真に撮ったり、思ったことを書き留めたりする。 - インタビュー
インタビューが必要な場合はインタビューする。質問は事前に書き出しておく。内容が難しい場合は事前に伝えておいたほうがよい。レコーダーがあると便利。 - 記事執筆
帰って執筆。写真の挿入もここでする。 - 記事内容の確認
完成したものを取材先に確認してもらう。修正点があれば対応する。 - 記事公開・公開の連絡
※4~6は順不同
取材で持っておきたいアイテム
取材先でほぼ必ず使う道具を紹介します。これが一通りあればとりあえず安心です。
カバン
これがないと始まらない。派手すぎないデザインで、取り回しやすいものを選ぼう。
写真撮影の機会が多い場合は、肩掛けやリュックになる2WAYや3WAYが便利。
カバン選びのマストポイントは2つ
- A4サイズの資料が入ること。
- カメラが入るだけのマチ幅があること(専用ケースを持ち歩く場合は別)。
あとできれば、小物を収納できるポケットが豊富だと便利です。
ドキュメントフォルダ
書類を安全に持ち運べるアイテム。取材先で出した資料がシワシワなんてことを防げる。
もらった資料もきれいに持ち帰ることができるので便利。
名刺
挨拶はこれがないと始まらない。取材時のマストアイテム。
名刺の有無で取材出だしのスムーズさが段違い。絶対作ろう。
デザインは自作しても委託してもOK。
手軽に作るなら、canvaというオンラインサービスがおすすめ。手軽におしゃれな名刺が作れる。
印刷は数千円で委託できるので、プロに任せるのが吉。自分でもできるが、クオリティはかなり劣る。あと印刷がズレやすい。
名刺入れ
名刺とセットで持ち歩こう。出すのにもしまうのにも便利。手帳や財布から出すのとはイメージがだいぶ違う。
カメラ
デジタル一眼推奨。コンデジでも撮れるが、一眼の方がクオリティの高い写真が撮れる。
背景ぼかしたり、夜景に強かったりと何かと便利。あと全体的なクオリティが高いように感じる。理由はよくわからんけど……。
スマホは非推奨。最近のスマホはクオリティの高い写真が撮影できるが、スマホだと「取材してる感」が無い。
デジタル一眼を首から下げてるだけで取材感がすごい。意外とこれが大事。
取材先によっては、不特定多数のお客さんがいる場合もあるので、自分が記者であることを意思表示するのは、不安を与えない面からとても大切。
一眼の価格はとりあえず入門機でOK。本格的に写真を撮影したいならこだわる流れ。
取材概要
取材の内容をまとめたワンペーパー。アイスブレイクのときに、取材先に説明するのに使う。
書く内容はだいたい次のとおり。
- 掲載メディアの概要
- 自分の氏名・肩書・連絡先
- 取材の流れ
- 写真を撮影する箇所
- 作成する記事のイメージ
- 質問事項(あれば)
- メディア掲載費の要否(重要)
- その他確認事項
ボイスレコーダー
インタビューをする場合のマストアイテム。スイッチ一つですぐに録音開始できるモデルが便利。
5,000円以下のでも最近のはちゃんと録れる
手帳
ちょっとしたことを書き留めておくときに便利。簡単なインタビューならここにメモする対応でもOK。
↓しゃれたのをいつか持ってみたい
筆記具
ボールペンを用意しよう。ちょっといいボールペンを使うとテンション上がる。印象ももしかしたらよくなるかも?
経費用の財布やポーチ
自分の財布を使うと経費とゴチャゴチャになるので、経費専用の入れ物を用意する。
領収書がたくさん出ることもあるので、ポーチがあるととても便利。
用箋ばさみ
書類を挟んでおく板。通称板べっこ。
ここに紙を挟んでおくと、メモがメチャンコしやすい。
道具が揃ってるとメンタル的にも安心する
取材に使う道具、意外と多いんですよね。
アレコレ揃えるのも結構手間で、ついつい「まあいいだろ!」と考えたくなってしまいます。
しかし、道具が揃っているだけで、取材のしやすさは格段に上がります!
特に、取材を一人でする場合は道具を完璧に揃えたほうがいいです。
取材先でアタフタしていると、大事なことを聞き漏らしたり、予定してたことがウッカリ抜けてしまったりなんてことも。
それから、スムーズに進むとメンタルにもいいです。取材は緊張してしまうと結構やらかしがちなので、自分のメンタルのためにも道具をしっかり揃えましょう。
最後に
取材は場数が大事!大小問わず数をこなすことで、どんどん円滑に進めることができるようになります。行ったもん勝ちだがんばれ!
コメント
急遽はじめての取材が決まって、てんぱって取材の記事を探していたら、この記事にめぐりあいました!
最近副業でWebライター始めたものです。
すごい分かりやすかったのと同時に、管理人さんはすごい人をたくさん取材しているんだなと思いました。
差し支えない程度でいいので、声優さんやアイドルさんのような芸能人さんの取材エピソードとか読みたいです!
実は、2日後に有名なアイドルさんのインタビューが決まったので、取材後に管理人さんの芸能人さんの取材エピソード読んで次に活かしたいです。
こんにちは!コメントありがとうございます。
最近ライターを始められたということで、初めてのことだらけで緊張されることも多いと思います。
先にお伝えしますと、申し訳ないのですが私は芸能人さんの取材をしたことはありません。
街中の店舗や会社、観光施設などが中心で、取材対象の方もそれぞれいろいろな立場の方でした。
ただ、どこを取材をする際にも共通して言えることが2つあります。
それは「敬意をもって接すること」と「興味を持つこと」です。
取材相手の立場が異なると、それぞれ対応を変えないといけないと思い込んでしまいます。
しかし「相手はえらい人だから」とか「有名な方だから」とか、立場を意識することが先行してしまうと妙に委縮してしまうことがあります。
「えらい・えらくない」ではなく、お互い異なる立場で活躍する1人の人間だと理解し、その立場に敬意を払って接すれば、心地よい緊張感の中取材ができると思います。
もちろん、相手に対するマナーは必須ですが…!
また、相手を形作っている背景を知り、どのような想いをもって活動されているかを把握すれば、自然と相手に興味が湧くと思います。
そのため、取材前に相手についてよく知り、本心から興味を持つことが大切です。
つまり、あなたが1人のファンになり、アイドルさんの内面にあるものを引き出すようなイメージです。
取材される方は、聞かなければ多くを語らない場合がよくありますが、相手の核心を突いた質問をすると嬉々として語ってくれることが多いです。
取材対象の方の魅力を引き出し、それを文字にして世界に発信できるかはあなた次第です。
とまあ、私はそんな偉そうなことを言える立場ではないのですが、心の底からインタビューが成功することを祈っています!
ぜひアイドルさんの魅力を伝えられる記事を目指して頑張ってみてくださいね!
アドバイスありがとうございます!
取材するのではなく取材させていただく、心がけたいと思います。
明日がんばります!!